エレナ・デッセリッチちゃんの手紙

2009.11.19

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米ABCテレビによると、シカゴに住むエレナ・デッセリッチちゃんに

深刻な病気が発見されたのは、6歳の誕生日を間近に控えた2006年11月末。

言葉がうまく話せなくなり、歩行も困難になったエレナちゃんを診察した医者は、

年間200-300人の子供が発症するという悪性の脳腫瘍

『びまん性グリオーマ』と診断、両親に余命4カ月と告げたという。

両親はエレナちゃんに病状を告げず、懸命の看病を続けた。

そして、「残された時間をエレナと妹のグレイシーにとって

特別な瞬間にしよう」と誓い、病気が明らかになってすぐのクリスマスを

盛大に開くなど、家族4人の時間を大切に使い始めた。

しかし、病魔は確実にエレナちゃんの体をむしばみ続け、翌年8月、

エレナちゃんは短い生涯を閉じた。

大きな悲しみに暮れていた両親は、亡くなったエレナちゃんから

意外なプレゼントを受け取ることになる。

エレナちゃんは、言葉は話せなくなっても好きな絵を描き続けていた。

その絵を添えた手紙が死後、家中の至る所から見つかり始めたのだ。

1通目はエレナちゃんの引き出しに入っていた。

以後、自宅の衣装ケースや本のすき間、化粧台、

クリスマスグッズの箱の中などから次々に手紙が出てきた。

手紙は付せんやプリンター用紙、広告の切れ端など、

さまざまな紙に書かれており、「パパ、ママ、グレイシー大好き」

「I love you」といった両親や妹、祖母、飼い犬に対する

エレナちゃんの愛情や感謝の気持ちが、かわいらしい絵とともにつづられていた。

亡くなってから2年たった今も思わぬ場所から見つかることもあり、

両親は「まるで宝探し」と驚きを隠さないが、

「(新たな発見を)終わりにしたくない」と、最後に見つかった1通だけは

目を通さずに保管しているという。

エレナちゃんが一生懸命に手紙を書いて隠し続けていたとみられる間、

両親も闘病日記をつづっており、先月27日にはエレナちゃんの

手紙も一緒に掲載した本「notes left behind」が米国で出版。

収益金は、エレナちゃんを追悼して設立された慈善団体に全額寄付されるという。

 

今話題になってる、エレナ・デッセリッチちゃんの手紙です。

脳腫瘍で、わずか6歳の短い生涯を閉じた米国の少女が、

自分の病気も知らぬまま、自らの余命を察知して、両親へ

感謝の手紙を、百数十通も書き隠していたんです。

言葉が話せなくなっても、感謝の気持ちの絵を描き続けた、

6歳と言う、短い生涯の終わりを少女は、察知してたのでしょうね。

凄いです。

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